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2026年5月16日

フルリモートでも「孤独じゃない」——17人全員リモートのK.Platinumが続ける、距離を超えたつながりの仕組み

ビデオ通話やチャットでコミュニケーションをとりながら、遠隔で仕事をするアニメーショングループ。日本語のテキストでは、オンライン会議、チームワーク、遠隔イベント参加などの機能が紹介されている。.

株式会社K.Platinum 服部耀介


「フルリモートの会社って、正直どうなんだろう?」

転職活動中にK.Platinumのことを知って、こんな疑問を持たれた方もいるかもしれません。通勤のストレスがなく、住む場所を選ばない。自由度の高さは大きな魅力です。一方で、「チームの一体感は生まれるのか」「困ったときにすぐ相談できるのか」「孤独を感じないか」——そんな不安がよぎるのも自然なことです。

私自身、前職のトヨタシステムズで10年以上オフィス勤務を経験してからK.Platinumに移ってきた人間なので、その不安はよく分かります。その上で断言できるのは、弊社では「リモートだから希薄になる」を起こさないために、仕組みと文化の両面で具体的な手を打ってきたということです。

この記事では、17人全員リモートのK.Platinumが、どうやってメンバー同士のつながりを育てているのか。その具体的な取り組みと日常の風景を、包み隠さずお伝えします。


17人のベンチャーが「全員リモート」を選んだ理由

K.Platinumは2023年の設立当初から、フルリモートを前提とした組織設計を行っています。東京・港区にオフィスはありますが、メンバーは北海道から九州まで、全国各地から参加しています。出社は義務ではありません。

なぜフルリモートなのか。答えは、弊社のビジョン「エンジニアが正当に評価される社会」と直結しています。優秀なエンジニアは東京だけにいるわけではありません。地方に住みながら、外資系金融をはじめとする大手クライアントの案件に携わり、実力で正当に評価される——この環境を実現するには、物理的なオフィスという縛りを外すのが最も合理的でした。

もちろんリモートには課題もあります。対面なら何気ない雑談から生まれるアイデアや、隣の席の先輩に「ちょっといいですか」と声をかけられる気軽さは、画面越しでは再現しにくい。だからこそK.Platinumでは、この「再現しにくさ」にきちんと向き合ってきました。

入社したメンバーからよく聞くのが、「前職のオフィス勤務よりも、むしろコミュニケーションが密になった」という声です。次章から、その具体的な仕掛けを順にご紹介していきます。

「同期コミュニケーション」と「非同期コミュニケーション」を明確に分ける

フルリモート運営で最初にぶつかるのが、「何をSlackで済ませ、何をミーティングでやるか」という線引きです。ここが曖昧だと、ミーティングが増えすぎて実作業の時間が削られたり、逆にSlackの議論がまとまらず意思決定が遅れたりします。

K.Platinumでは、非同期(Slack・Backlog等のテキスト)が基本、同期(オンライン会議)は必要なときだけという原則を徹底しています。進捗報告、技術的な質問、判断が必要な相談は、原則すべてオープンチャンネルでテキスト化。これによって「特定の人しか知らない情報」をなくし、新しく入ったメンバーでも過去のやり取りを遡れば、プロジェクトの経緯や判断の背景をすぐに掴める状態を保っています。

一方で、温度感が必要な議論や、関係性を育てるための場は、意識的に同期の時間を設けます。週次のチームミーティングでは、業務報告だけでなく「最近ハマっていること」「困っていること」をカジュアルに共有する時間を15分ほど確保。画面越しでも、表情や声のトーンから相手の状態が伝わるものです。

月1回の全社ミーティングでは、CEO沼田やPresident前蔵から会社の方向性や新しい取り組みについて直接共有があります。17人という規模だからこそ、全員が経営の「今」を知り、自分の仕事が会社にどう貢献しているのかを実感できる。これは大企業のオフィス勤務でも得られにくい、ベンチャー×リモートならではの距離感だと思っています。

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入社直後の不安を「仕組み」で解消する——毎日15分のチェックイン

フルリモートで最も不安を感じやすいのは、入社直後の2〜3週間です。オフィスなら周りの空気感や先輩の働き方を見て自然と馴染んでいけますが、リモートではそうはいきません。

K.Platinumでは、新しいメンバーが孤立しないための仕組みをいくつも用意しています。

まず、入社初日からメンターが1対1でつきます。技術的な質問はもちろん、「この場合は誰に聞けばいいですか?」「このツールの使い方がわからない」といった些細なことも、気軽に相談できる相手がいる。これだけで心理的なハードルがぐっと下がります。

次に、オンボーディング期間中は毎日15分の短いチェックインミーティングを実施します。「昨日やったこと」「今日やること」「困っていること」をシンプルに共有するだけのフォーマット。短くていいんです。大事なのは「見てもらえている」「気にかけてもらえている」という感覚を、毎日積み上げることです。

さらに、入社1ヶ月後にはメンター以外のメンバーとも1on1の機会を設定して、社内のネットワークを意図的に広げていきます。弊社のようにフラットな組織では、役職に関係なく誰にでも声をかけやすい雰囲気はあります。ただ、その最初のきっかけは、本人任せにせず仕組みで作るのが誠実だと考えています。

こうした取り組みの結果、入社後に「思っていたのと違った」「馴染めなかった」という理由で辞めるケースはほとんど出ていません。「こんなに手厚いとは思わなかった」という感想をもらうことの方が、圧倒的に多いです。

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リモートだからこそ磨かれる「自律」と「発信力」

フルリモートで働くことには、スキル面でも大きなメリットがあります。それは「自律的に動く力」と「発信する力」が自然と身につくということです。

オフィスにいれば、上司の視線や周囲の動きが暗黙のリズムを作ってくれます。しかしリモートでは、自分でタスクを管理し、優先順位をつけ、成果を出すまでのプロセスを自分自身でコントロールする必要があります。最初は戸惑うかもしれませんが、これはITコンサルタントとして市場で求められる力そのものです。

K.Platinumでは、この「自律」を放任とは考えていません。案件選択制で自分に合った仕事を選べる仕組み、4ランク×4軸の評価制度で成果が可視化される仕組み——この2つがあるからこそ、「自分の頑張りが正当に評価される」という安心感のもとで自律的に動けるのです。

もう一つ、リモート環境で不可欠なのが「やったことを言葉にする」習慣です。黙って仕事をしていても、誰も気づいてくれません。だからこそ弊社のメンバーは、自然と「こんな工夫をしました」「ここで詰まっています」と発信する力を磨いていきます。この発信力は、クライアントとのコミュニケーションでもそのまま武器になります。

実際、K.Platinumで働くうちに、「前より技術記事を書くようになった」「社外のコミュニティでも発言できるようになった」と変化を話してくれるメンバーが何人もいます。リモートは「見えない」働き方ではなく、「見せる力」が鍛えられる働き方なのです。

まとめ——「距離」ではなく「密度」で勝負する会社

フルリモートだからといって、つながりが薄くなるわけではありません。物理的な距離があるからこそ、一つひとつのコミュニケーションを丁寧に設計し、仕組みと文化の両輪でチームの結束を高める。K.Platinumがやってきたのは、ずっとそういう積み重ねです。

「自分の実力を正当に評価される環境で、場所に縛られず働きたい」
「リモートでもチームの一員として成長を実感したい」

そんな想いをお持ちの方にとって、K.Platinumはきっと居心地のいい場所になるはずです。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度お話ししましょう。


服部耀介(はっとり・ようすけ)
株式会社K.Platinum。立命館大学情報理工学部卒。トヨタシステムズでPL・PMを経験後、K.Platinumへ。培ってきた問題解決力やスキルを駆使し、ITコンサルティングやインフラ・アーキテクト構築支援、営業や人事等幅広く活動。


K.Platinumでは一緒に働くエンジニアを募集しています。「実力で正当に評価される環境」に興味がある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

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