株式会社K.Platinum COO 服部耀介
「入社したけど、1週間ずっとマニュアルを読んでいただけだった」——IT業界で転職経験のある方なら、こんな話を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。ある調査では、入社後1年以内に離職するITエンジニアの約3割が「入社直後のサポート不足」を理由に挙げています。
K.Platinumでは、この課題に正面から向き合い、入社初日から90日間にわたる一貫したオンボーディングプログラムを運用しています。今回は、その具体的な中身と背景にある考え方をお伝えします。
入社初日のスケジュール——「放置ゼロ」を実現する仕組み
IT業界では「入社したけど、しばらく放置された」という話が後を絶ちません。マニュアルだけ渡されて、あとは自力で——。残念ながら、こうした経験をされた方は決して珍しくないのが実情です。
K.Platinumでは、入社初日からスケジュールが明確に組まれています。午前中は、COOである私から会社のミッション・事業構造・チーム体制について直接説明します。スライドを眺めるだけの形式的なオリエンテーションではなく、「なぜこの事業をやっているのか」「あなたにどんな役割を期待しているのか」を対話形式で共有する時間です。
午後は、配属先のチームリーダーとの1on1ミーティングへ。最初の1ヶ月で取り組むタスクの概要と、困ったときの相談ルートを確認します。弊社はフルリモート対応なので、SlackやGoogle Meetを活用したコミュニケーション体制の説明も欠かしません。「誰に聞けばいいか分からない」という状態を、初日のうちに解消する——これがオンボーディングの出発点です。
設立から3年目を迎えた今も、この初日の流れは創業期から一切変えていません。17名という規模だからこそ、一人ひとりに向き合える。これは意図的に守り続けている文化です。
メンター制度——技術も働き方も「伴走」するパートナー
入社後、全員に専属のメンターがつきます。メンターの役割は、技術的な質問に答えるだけにとどまりません。「リモートワークで集中できないときどうしてる?」「案件の進め方で迷ったとき、誰に相談するのがベスト?」——マニュアルには載らない"働き方のコツ"を一緒に考える伴走者です。
未経験で入社したあるメンバーは、こう振り返っています。「最初の1ヶ月は毎日15分、メンターと振り返りの時間がありました。その15分があったおかげで、不安がどんどん小さくなっていったんです」。技術的なスキルは時間をかければ必ず身につきます。しかし、孤独感や不安感は放置すると離職につながる。だからこそ、メンタル面のサポートにも注力しています。
メンターとの定期面談は入社3ヶ月目以降も月1回継続し、「もうメンターは不要」と本人が判断するまでサポートは続きます。トヨタシステムズ時代にPL・PMを務めた経験から実感していますが、大企業では制度があっても形骸化しがちです。弊社では少数精鋭の規模を活かし、メンター制度を「制度」ではなく「文化」として根づかせています。

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未経験からプロジェクトリーダーへ——Ktechと連動した技術キャッチアップ
K.Platinumが運営するプログラミングスクール「Ktech」の教材やカリキュラムは、社内の技術研修にも活用されています。未経験で入社したメンバーは、最初の1〜2ヶ月間、実案件と並行してKtechの基礎カリキュラムを受講可能です。
ここでのポイントは、「スクール」と「実務」を完全に分離していないこと。たとえば、Ktechで学んだデータベース設計の知識を、翌週の実案件で実際に使ってみる。学びと実践のサイクルを最短1週間に縮めることで、知識の定着スピードが格段に上がります。
弊社には、トヨタシステムズ、富士通、Amazon出身のメンバーが在籍しています。大手で培った体系的な技術知識と、ベンチャーならではのスピード感を掛け合わせた研修設計。この仕組みが、「未経験入社から1年でプロジェクトリーダーに昇格」という実績を生み出した背景です。
「自分には技術力が足りないかもしれない」と感じている方にこそ、知っていただきたい環境です。入社時点のスキルレベルは問いません。成長する意欲と素直さがあれば、弊社の仕組みが必ず後押しします。
案件選択制——キャリアを「自分でデザイン」できるSESの新しい形
K.Platinumの特徴のひとつに「案件選択制」があります。一般的なSES企業では、会社が決めた案件にアサインされるのが通常の流れ。弊社では、複数の案件候補を提示し、エンジニア本人が自分の意思で選べる仕組みを採用しています。
「インフラをもっと深くやりたい」「上流工程に挑戦したい」「フロントエンド寄りの案件で幅を広げたい」——こうしたキャリアの方向性を、日々の案件選択のなかで実現できるのが弊社の強みです。オンボーディング期間中にキャリアの方向性についてじっくり話し合う時間を設けているのも、この制度を最大限に活かすためです。
実際に、入社時はインフラ運用のみだったメンバーが、案件選択制を活かして上流工程の案件を経験し、半年後にはクライアント折衝を任されるまでに成長したケースもあります。自分のキャリアに主体性を持てる環境は、モチベーションの源泉になる。弊社のオンボーディングは、そのスタートラインを入社初日に引くための仕組みです。
入社して終わりではなく、入社してからが本当のスタート。一人ひとりが自分のキャリアを主体的にデザインできる環境を、K.Platinumは本気で提供しています。
まとめ
K.Platinumのオンボーディングは、「初日から即戦力にする」という信念に基づいています。放置ゼロの初日設計、メンターによる伴走、Ktechと連動した技術研修、そして案件選択制によるキャリア自律——この4つの柱が一体となって、新メンバーの不安を取り除き、成長を加速させます。
新しいキャリアを考えている方へ。K.Platinumは、あなたの「これからの成長」に全力で投資する会社です。少しでも興味を持っていただけたら、まずはカジュアルにお話ししましょう。
服部耀介(はっとり・ようすけ)
株式会社K.Platinum COO。立命館大学情報理工学部卒。トヨタシステムズでPL・PMを経験後、K.Platinumへ。培ってきた問題解決力やスキルを駆使し、ITコンサルティングやインフラ・アーキテクト構築支援、営業や人事等幅広く活動。
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