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2026年7月1日

通勤時間ゼロの一日って、実際どうなんですか? — フルリモートで働く弊社エンジニアの「ある平日」をのぞいてみました

2台のモニターを前に机で仕事をする女性のイラスト。周囲には鉢植えが置かれ、背景には2つの壁掛け時計と大きな窓が描かれている。.

株式会社K.Platinum 清水洋太


「フルリモートって、実際のところどんな働き方なんですか?」——採用の面談で、応募を迷っている方からいちばんよくいただく質問のひとつです。求人票には「フルリモート」「フルフレックス」と並んでいますが、文字だけだと一日の流れまではなかなか想像しづらいですよね。

そこで今回は、弊社で働くエンジニアの「ある平日」を、朝起きてから夜になるまで、できるだけ等身大で書いてみました。読み終わるころには、ここで働く自分の姿が、少しだけ具体的に浮かんでくるはずです。

朝 — 「通勤」がない日々の始まり方

弊社の標準的な勤務時間は9:30〜18:30、実働8時間です。ただしコアタイムのないフルフレックス制なので、「9:30きっかりに席に着かなければ」というプレッシャーはありません。前日に少し遅くまで集中した日は、朝をゆっくりめに始める。逆に朝型の人は、頭が冴えている早い時間から動き出す。自分のリズムに合わせて一日の入り方を決められます。

通勤がない、というのは想像以上に大きな変化です。往復で1〜2時間かかっていた移動が、まるごと自分の時間に変わる。その分を睡眠にあてる人もいれば、朝の散歩や運動、家族と過ごす時間に使う人もいます。満員電車で消耗しないまま仕事を始められる、というだけで、一日のコンディションはずいぶん変わるものです。

朝いちばんにやるのは、勤怠システムにログインして打刻すること。コーヒーを淹れて、会社から貸与されたノートPCと支給モニターを立ち上げれば、もう「出社完了」です。服装は自由なので、着替えに悩む時間もありません。自宅の作業環境は、それぞれが自分なりに整えていて、モニターをもう一枚足したり、お気に入りの椅子にこだわったり。一日の大半を過ごす場所だからこそ、自分が集中できる空間を自分でつくれるのも、リモートならではの良さです。子どもを保育園に送り届けてから始める人、洗濯機を回しながら最初のタスクに取りかかる人。生活と仕事の境目をどう引くかは、本当に人それぞれ。弊社が大切にしているのは「どこで働くか」ではなく「どんな成果を出すか」なので、朝の過ごし方に正解はありません。

午前 — 静かに進む、非同期のチームワーク

席に着いてまずやるのは、チャットに溜まった連絡をざっと確認すること。弊社では普段のやりとりにLINEを使っていて、必要なときだけGoogle Meetをつなぎます。「とりあえず集まって話そう」という会議をできるだけ減らし、文章で伝えられることは文章で残す——そんな非同期のコミュニケーションを大切にしています。

この「非同期」が、リモートワークの快適さをかなり左右します。誰かの質問に手が空いたときに答えればいい。自分が集中したいときは集中していい。相手の時間も自分の時間も細切れにしないので、午前中のいちばん頭が回る時間帯を、設計やコーディングといった重い作業にまるごと使えるのです。

たとえば先日も、入社して間もないメンバーが「この設計、AとBどちらの方針が良いと思いますか」とチャットに投げたところ、数十分のあいだに何人かが考えを書き込み、気づけば立派な設計レビューになっていました。会議室を押さえる必要も、全員の予定を合わせる必要もない。隣の席なら埋もれてしまうような小さな相談も、テキストだからこそ気軽に投げられる。「リモートだと孤独なのでは?」とよく聞かれますが、実際はむしろ逆だと感じています。物理的な距離はあっても、チームの手触りはちゃんとあります。平均年齢27.5歳、十数名の少人数だからこそ、お互いの顔と仕事が見えている。そんな距離感です。

図版

午後 — 提案から開発まで、一気通貫の手応え

お昼をはさんで午後になると、打ち合わせが入ることもあります。弊社の仕事の面白さは、「言われたものをつくるだけ」で終わらないところにあります。お客様のビジネス課題をヒアリングする提案の段階から入り、業務整理から業務改善、システム化、そしてリリースまでを自分たちの手で見届ける。一般的なコンサルが提案だけ、開発会社が実装だけを担うのに対し、弊社は「業務・IT・マネジメント」の三位一体で一気通貫に関わります。

たとえば、ある製造業のお客様の案件では、最初の相談は「システムを新しくしたい」というものでした。けれど現場の話をよく聞いていくと、本当に困っていたのはシステムそのものではなく、その手前にある業務のやり方のほうだった——ということがあります。だから午後のオンライン打ち合わせも、ただの進捗報告では終わりません。Google Meetで画面を共有しながら、「この業務、そもそもこのやり方が最適なんでしたっけ?」と一段深い問いを一緒に考える。お客様の現場を理解しているからこそ出てくる提案があり、その提案を自分たちで形にできる。上流から下流まで地続きでつながっている感覚は、この働き方ならではの手応えです。

生成AIも、いまや日常の道具のひとつです。仕様の整理やコードレビューの下ごしらえをAIに任せ、人は判断と対話により集中する。ツールに使われるのではなく、ツールを使い倒して生産性を上げていく。新しい技術をためらわず取り入れる空気は、若いメンバーが多い弊社らしいところかもしれません。少人数ゆえに一人ひとりの裁量が大きく、「自分が動かしている」という実感を持ちやすいのも、午後の集中を支えてくれています。入社したころはコードを書くことが中心だったメンバーが、半年も経つとお客様の前で業務改善を語るようになっている——そんな成長の速さも、上流から下流までを地続きで見渡せるこの環境が育ててくれるものだと感じます。

——こうして上流から下流まで一気通貫で関われる働き方を「面白そう」と感じた方は、募集中のエンジニアポジションをのぞいてみるのもおすすめです。

夕方 — 残業ほぼゼロ。「定時で終わる」が本当に成り立つ理由

18:30が近づいたら、打刻して「おつかれさまでした」。弊社は残業がほとんどありません。これは根性で早く帰っているのではなく、非同期で無駄な会議を減らし、AIを使って手数を削り、成果で評価するからこそ自然と成り立っている結果です。

完全週休2日制で、年間休日は123日。副業もOKです。終業後の時間をどう使うかは自由で、週に何度かはオンラインの勉強会やLT会が開かれます。誰かが学んだことを持ち寄り、気軽に発表し合う。強制ではないけれど、つい顔を出したくなる——そんなゆるやかな学びの場が、フルリモートでも技術の温度を保ってくれています。日々の仕事はOJTを中心に、先輩がそばで(画面の向こうで、ですが)伴走してくれるので、未経験の領域に踏み出すときも一人ではありません。仕事のあとに自分の勉強や副業に時間を使える余白があること。それも「定時で終わる」働き方が生む、地味だけれど確かな価値だと思います。

通勤ゼロ、コアタイムなし、定時で終わる。こうして一日を書き出してみると、派手なことは何もありません。けれど、自分のリズムで集中でき、上流から下流まで一気通貫で仕事に関われ、夜には自分の時間がちゃんと残っている。働きやすさというのは、こういう一日の積み重ねの先にあるのだと思います。

弊社が目指しているのは、エンジニアが正当に評価され、実力で道を切りひらいていける環境です。「こういう一日を、自分も送ってみたい」と少しでも感じてくださったなら、まずはカジュアルにお話ししませんか。あなたの「ある平日」が、ここで始まることを楽しみにしています。


清水洋太(しみず・ようた)
株式会社K.Platinum所属。エンジニアが力を発揮できる環境づくりを大切にしている。


K.Platinumでは一緒に働くエンジニアを募集しています。「実力で正当に評価される環境」に興味がある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

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