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2026年7月4日

「何を作るか」から、一緒に考える — K.Platinumのエンジニアが"上流"から関わる理由

2人が、ネットワークや技術的なプロセスを象徴する、互いに連結されたオレンジ色の立方体や歯車が配置された円形のプラットフォームの上に立っている。.

株式会社K.Platinum 清水洋太


「設計書はこちらです。あとは仕様通りにお願いします」。そう言われて、黙々と手を動かす。気づけば、自分が書いているコードが、誰のどんな課題を解決しているのか、いまひとつ実感が湧かない——エンジニアとして働くなかで、そんな物足りなさを感じたことはありませんか。

K.Platinumの開発は、少しだけ違う入り口から始まります。「どう作るか」の前に、「そもそも何を、なぜ作るのか」をお客様と一緒に考えるところから。今日は、弊社が大切にしている"一気通貫"の仕事の流れと、その面白さについてお話しします。

"提案"から、プロジェクトが始まる

ITの世界には、長いあいだ一つの分断がありました。経営や業務の課題を整理して「こうすべきだ」と提案する業務コンサルティング会社。そして、出来上がった仕様をもとにシステムを作るシステム開発会社。前者は手を動かさず、後者は「なぜ作るのか」には立ち入らない。その境界線のあいだで、いちばん大事なはずの「課題の本質」が、こぼれ落ちてしまうことが少なくありませんでした。

弊社K.Platinumは、この境界線をまたいで仕事をします。お客様のもとへは、多くの場合「提案」から入ります。いまどの業務に時間がかかっているのか、どこに無駄があるのか、何を変えれば現場が楽になるのか。まずはビジネス課題そのものを、お客様と一緒に解きほぐすところから始めるのです。

そこから先は、「業務整理 → 業務改善 → システム化 → AI導入」という一連の流れを、すべて自分たちで担います。課題を見つけた人が、その解決策を設計し、実際に動くシステムまで作り、リリースして、運用に乗せる。提案の場で描いた絵を、最後まで自分たちの手で形にできる。これが弊社のいう"一気通貫"です。

提案だけで終わらない。開発だけで終わらない。だからこそ、お客様の課題に最後まで責任を持てる——この一貫性こそ、弊社がいちばん大切にしている強みです。

なぜ、エンジニアが"上流"から入るのか

では、なぜわざわざエンジニアが「提案」という上流から関わるのでしょうか。答えはシンプルで、そのほうが"本当に使われるもの"ができるからです。

仕様書だけを受け取って作る開発では、「なぜこの機能が必要なのか」が見えないまま手を動かすことになります。すると、言われた通りに作ったはずなのに現場では使われない、あるいは作っている途中で「やっぱり違った」と大きな手戻りが発生する——そんなことが起こりがちです。

一方、課題の背景を理解しているエンジニアは違います。「この業務がボトルネックなら、画面をこう設計したほうが現場は迷わない」「この処理は将来AIで自動化できるから、いまのうちに拡張しやすい構造にしておこう」。そんな判断を、開発しながら自分でできる。業務の文脈と、ITの実装と、プロジェクト全体を前に進めるマネジメントの視点。この三つを一つのチームの中で重ね合わせる——弊社が「業務・IT・マネジメントの三位一体」と呼んでいるのは、こうした働き方のことです。

たとえば、ある業務の「申請から承認まで何日もかかる」という困りごと。その背景には、紙の書類や属人化したルール、確認の往復といった複数の原因が絡んでいることがほとんどです。上流から関わるエンジニアは、その絡まりを一つひとつほどきながら、「どこを仕組みで解けば現場がいちばん楽になるか」を見極めて設計します。ただ機能を足すのではなく、課題の根っこから解く。一気通貫だからこそできる、仕事の進め方です。

もちろん、最初から全部できる人はいません。けれど、上流から関わる経験を積むほど、「目の前のコードが、お客様のどんな一日を変えるのか」が立体的に見えてきます。作る理由がわかるから、作るものの質が上がる。エンジニアとして、これほど健全な手応えはないと、私たちは考えています。

図版

入社後、"できること"はこう広がっていく

「上流から関わる」と聞くと、身構えてしまう方もいるかもしれません。でも、心配はいりません。弊社では、現役のエンジニアがすぐ隣で支えながら、少しずつ任せる範囲を広げていきます。わからないことは気軽に聞ける雰囲気があり、つまずいてもすぐに相談できる。だからこそ、未経験の領域にも安心して飛び込めるのです。

入社後にできることは、想像以上に幅広いはずです。お客様への提案の場に同席し、要件を整理し、アーキテクチャを設計し、コードを書き、テストしてリリースし、運用まで見届ける。一般的な開発現場では「設計だけ」「実装だけ」と切り分けられがちな工程を、弊社では一連の流れとして経験できます。最初は一部分から、慣れてきたら任される範囲がどんどん広がっていく。気づけば、入社前には想像していなかった景色まで見えるようになります。

仕事の進め方も、けっして根性論ではありません。弊社では生成AIを開発プロセスに積極的に取り入れていて、設計ドキュメントの作成からコード生成、コードレビューまで、AIと人が役割分担しながら進めます。うまく活用すれば、従来の何倍もの速さでアウトプットを出すことも可能です。新しい技術を「とりあえず触ってみよう」と歓迎する空気があるのも、弊社らしいところかもしれません。

そして、年齢や社歴は関係ありません。20代でプロジェクトを引っ張るメンバーも珍しくなく、「やってみたい」と手を挙げた人に、ちゃんとチャンスが回ってきます。実力次第で挑戦の機会をつかめる——それが弊社の日常です。

「自分もこんな関わり方をしてみたい」と感じた方へ。募集中のポジションや働き方の詳細は、エンジニア採用の詳細ページにまとめています。

一気通貫だからこその、手応え

弊社が一気通貫で関わるお客様は、特定の業界に偏りません。製造業の現場改善から、流通業の業務効率化、大手金融機関の基幹システムまで、領域はさまざまです。扱う技術も、業務システムの開発はもちろん、RPAによる自動化、AI・機械学習、モバイルアプリ、IoTと幅広く、「この技術しか触れない」ということがありません。業界ごとに性質の異なる課題へ次々と向き合えるのは、一気通貫だからこその面白さだと思います。同じ「システムを作る」でも、業界が変われば課題の質も、その解き方もまるで違います。その振れ幅こそが、エンジニアとしての視野を大きく広げてくれます。

働く環境も、集中できるように整えています。原則フルリモート、コアタイムのないフルフレックス勤務で、自分のリズムで成果に向き合える。年間休日は123日。しっかり休んで、しっかり働く。場所や時間に縛られず、「いい仕事をすること」そのものに集中できる環境です。

幅広い課題に、上流から最後まで関わる。その一つひとつの経験が、エンジニアとしての引き出しを、確実に増やしていきます。

さいごに

「言われた通りに作る」だけが、エンジニアの仕事ではありません。何を、なぜ作るのか。その問いの入り口から一緒に立ち、お客様の課題を最後まで自分たちの手で解いていく——K.Platinumには、そんな働き方があります。提案から開発、リリース、運用まで。一つのプロジェクトを通して、エンジニアとしてできることが、自然と広がっていく毎日です。

もし、いまの開発に少しでも物足りなさを感じているなら。あるいは、自分の作るものが誰かの役に立つ実感を、もっと味わいたいと思っているなら。弊社の一気通貫の仕事は、きっとあなたの力を存分に発揮できる場所になるはずです。少しでも気になった方は、ぜひ一度、お話ししましょう。あなたと一緒に「何を作るか」から考えられる日を、楽しみにしています。


清水洋太(しみず・ようた)
株式会社K.Platinum所属。エンジニアが力を発揮できる環境づくりを大切にしている。


K.Platinumでは一緒に働くエンジニアを募集しています。「実力で正当に評価される環境」に興味がある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

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