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2026年7月4日

学びは、ひとりで抱えない — フルリモートのK.Platinumが続ける社内LT会と、高専生への“恩送り”の話

9人の人物が、それぞれ別のビデオ通話ウィンドウに映っており、それらを光る電球の線がつないでいるイラスト。これは、アイデアの共有やオンラインでの共同作業を象徴している。.

株式会社K.Platinum 清水洋太


「フルリモートって、結局ひとりで黙々と作業するだけじゃないの?」——採用面談でよくいただく質問です。たしかに、オフィスに集まらない働き方では、隣の席の先輩から自然に学ぶ機会は減ります。放っておくと、知識も悩みも、ひとりの中に閉じてしまう。だからこそ弊社は「学びを、ひとりのものにしない」ことを意識的に続けてきました。この記事では、画面の向こうで実際に起きている社内の勉強会やLT会の様子と、その学びを社外の次世代エンジニアにまでつなげている取り組みをご紹介します。

金曜の夜、全員がいちど“先生”になる

弊社の社内文化を象徴する習慣のひとつが、月に一度、金曜の夜にオンラインで開く勉強会・LT会(ライトニングトーク)です。LT会とは、ひとり5〜10分ほどで「最近学んだこと」「現場でハマったこと」を持ち寄って話す、短いプレゼンの集まり。フルリモートなので、全国どこにいてもカメラ越しに気軽に集まれます。

十数名という少人数だからこそ、ここでは「聞くだけの人」がいません。順番に全員がマイクを持ち、いちど“先生”になります。テーマは自由。新しく触れたフレームワークの話もあれば、クラウドの設定で半日溶かした失敗談、生成AIを使った開発ワークフローの工夫まで、粒度はバラバラです。

印象的なのは、うまくいった話よりも「ハマった話」のほうが盛り上がること。「自分も同じところで詰まった」「それ、こう回避できますよ」と、画面のあちこちから声が上がります。失敗を笑い話にできる空気は、リモートでもちゃんと熱を持って伝わります。

たとえば先日のLT会では、入社して間もないメンバーが「初めて自分で書いた自動化スクリプトで、毎日の手作業が15分減った」という小さな話を発表してくれました。派手なテーマではありません。それでもチャットには「すごい」「自分も真似したい」というリアクションが次々と並び、その日いちばんの拍手が集まりました。弊社のLT会は、技術の高さを競う場ではなく、誰かの“小さな前進”をみんなで喜ぶ場でもあるのです。

このLT会には、もうひとつ大事な役割があります。普段は別々のプロジェクトに入っているメンバーが、お互いの“引き出し”を知る場になることです。「あの人はインフラに強い」「この人はAIまわりに詳しい」——そう分かっていれば、いざ困ったときに「ちょっと教えてください」と声をかけやすくなる。リモートでいちばん難しい「気軽な相談」のハードルを、この習慣がそっと下げてくれています。

「自分だけが知っている」を、なくしていく

LT会が月に一度の“お祭り”だとすれば、学びの共有はもっと日常的にも起きています。

弊社では、案件で得た知見やつまずきの解決策を、できるだけドキュメントとして残す文化を大切にしています。チャットで「解決しました!」と報告して終わりにせず、「なぜ起きたか」「どう直したか」を一行でもいいから書き残す。次に同じ壁にぶつかった誰かが、検索ひとつでたどり着けるようにするためです。

特に近年は、生成AIを使った開発の進め方が日々アップデートされています。「この使い方は速い」「ここは任せると危ない」といった実践知は、ひとりで抱えていてもチームの力になりません。だからこそ、見つけた人がすぐに共有する。弊社が掲げる「ビジネス課題の整理から開発・リリースまで一気通貫で支援する」というスタイルは、幅広い工程に触れるぶん、学びの種も多い。その種を、全員でまけるようにしているわけです。

この「自分だけが知っている、をなくす」姿勢は、評価のうえでも理にかなっています。弊社は実力主義を掲げていますが、それは「成果を独り占めする人が勝つ」という意味ではありません。むしろ、自分の知見をオープンにしてチーム全体の生産性を引き上げられる人こそ、正当に評価される。学び合いと実力主義は、ここでは矛盾しないのです。

図版

学びは、社内で止めない — 高専生・インターンへ

こうして社内で循環させている学びを、弊社は社外の次世代エンジニアにも手渡そうとしています。

そのひとつが、高等専門学校(高専)の学生が技術を競うプログラミングコンテスト「高専プロコン」への協賛です。高専生は、若くして高い技術力と独自の発想を持つ、まさに“未来のエンジニア”。その挑戦の場を応援することは、弊社にとって単なる広報活動ではなく、自分たちが先輩や社会から受け取ってきたものを次の世代へ返す“恩送り”だと考えています。2026年度の採用でも、高専出身の方の採用に積極的に取り組んでいます。

同じ思いから、インターンの受け入れにも力を入れています。実際の開発の現場に触れ、現役エンジニアと一緒に手を動かす経験は、教科書だけでは得られません。「学びを、ひとりのものにしない」という社内の姿勢が、そのまま外側にも開いている——そう感じてもらえたら嬉しいです。

そしてもう一段大きな取り組みが、プログラミングスクール事業です。Ktech、Kフリー、GutsBootcampといったスクールでは、未経験からプロのエンジニアを目指す方々を、大手企業の現役・元エンジニアがサポートしています。「エンジニアを幸せにする」——これは弊社が掲げるパーパスですが、その対象は社員だけではありません。これからエンジニアになろうとする人まで含めて、ひとりでも多くの人が技術で力を発揮できるように。その入り口を広げることも、弊社の大切な仕事だと思っています。

こうした「学びを外へ開く」取り組みに少しでも共感いただける方を、私たちはいつでも歓迎しています。募集中のポジションはK.Platinumの採用ページからご覧いただけます。

「教わる」も「教える」も、楽しめる人へ

ここまで読んでくださった方なら、弊社がどんな人と働きたいか、なんとなく伝わっているかもしれません。

それは、「教わる」ことも「教える」ことも、どちらも楽しめる人です。分からないことを素直に「教えてください」と言える素直さと、自分が見つけたことを「これ、便利でしたよ」と差し出せる気前のよさ。その両方を持っている人は、弊社の学び合う文化のなかで、きっと伸びていきます。

そのための土台も用意しています。フルリモート・フルフレックスで自分のペースで働きながら、研修制度や資格取得支援でスキルを磨ける環境。月に一度のLT会という、誰もが主役になれる発表の場。完全週休2日・残業ほぼなしで、学ぶための時間と余白もちゃんと確保できます。PCやモニターの貸与、フルリモートに必要な環境も会社が用意します。

経験が浅くても心配いりません。むしろ「これから伸びたい」という意欲こそ、弊社がいちばん大切にしているものです。

おわりに——学びを循環させる仲間を募集しています

フルリモートでも、学びは孤独になりません。むしろ、意識して分かち合うからこそ、ひとりで働くより速く、遠くまで成長できる。弊社が社内のLT会から高専プロコンの協賛まで、形を変えて「学びを循環させる」ことにこだわっているのは、それがエンジニアをいちばん幸せにする方法だと信じているからです。

もしあなたが、知識を独り占めするより分かち合うほうがワクワクするタイプなら、弊社の環境はきっと心地よいはずです。実力で正当に評価されながら、教え合い、学び合える仲間を、私たちは探しています。

少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度のぞいてみてください。あなたの“最初のLT”を、画面の向こうで楽しみに待っています。


清水洋太(しみず・ようた)
株式会社K.Platinum所属。エンジニアが力を発揮できる環境づくりを大切にしている。


K.Platinumでは一緒に働くエンジニアを募集しています。「実力で正当に評価される環境」に興味がある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

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