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2026年11月4日

高専プロコン本選が今週末、高松で開かれる。お題は「ヘキサうどん」— 高専卒8人の会社が、後輩たちの大会を「勧誘」ではなく「観客」の目線で読んでみた

国立技術研究所のプログラミングコンテストで、学生たちが発表を行う様子を、観客が見守っている。大画面にはコードやギアのアイコンが表示されている。.

こんにちは。K.Platinum代表の沼田です。

「競技部門のお題は、ヘキサうどん」。公式サイトでこの一文を見たとき、思わず声が出ました。

2026年10月10日と11日、香川県高松市のサンポートホール高松で、第37回の全国高専プログラミングコンテストの本選が開かれます。部門とお題を読んで、つい嬉しくなってしまったのです。

K.Platinumは17人の会社で、そのうち8人が高専の卒業生です。だから、高専の後輩たちが集まる大会は、僕たちにとって他人事ではありません。

今日は、公式サイトに載っている情報をもとに、この大会がどんな大会なのかを紹介します。そして、企業が高専生と接点を持つとき、「勧誘」より前に「観客」でいることが大事なのでは、という話を書きます。

※本記事は2026年10月時点の公式サイトの情報にもとづいています。大会の結果や、会場の様子については触れていません。また、僕たちが今回の大会に参加する、という記事でもありません。


高専プロコンとは?全国の高専生が競う、第37回の本選

全国高専プログラミングコンテスト、通称「高専プロコン」は、全国の高等専門学校の学生が、プログラミングの力を競う大会です。

今回は第37回で、予選は6月27日に行われ、予選の結果と講評はすでに公式サイトで公開されています。本選に進んだチームが、10月10日と11日に高松で競います。

部門は3つあります。

3つの部門の図解

ひとつめは「課題部門」で、今年のテーマは「ICTを活用した作業効率の向上」です。ふたつめは「自由部門」で、学生が自分たちで作りたいものを決めて、表現します。みっつめは「競技部門」で、お題は「ヘキサうどん」です。


課題部門の「ICTを活用した作業効率の向上」は、僕らの日常の仕事そのもの

3つの部門のなかで、僕が一番「おっ」と思ったのは、課題部門のテーマです。

「ICTを活用した作業効率の向上」。これは、僕たちが日々の仕事でやっていることと、ほとんど同じです。

お客様の現場には、手作業で時間がかかっていること、人によってやり方が違うこと、確認のためだけの会議などが、数え切れないほどあります。それを、ITの力で少しずつ楽にしていく。僕たちの仕事は、まさにそれです。

高専生が、同じテーマに、どんな視点でアプローチするのか。技術の選び方、使う人への配慮、現場の聞き方。どれも、僕たちが毎日の仕事で悩むことと重なります。企業の目線から見ても、勉強になる題材だと思います。

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競技部門のお題「ヘキサうどん」と、開催地・高松のうどん

競技部門のお題は、「ヘキサうどん」と発表されています。

名前だけ見ると、何のことか分かりません。ただ、競技部門は毎年、ゲームのようなルールを、アルゴリズムの力で攻略する形式です。高専の学生が、ルールを読み解いて、戦略を組み立てる。その過程は、競技プログラミングとも少し違った面白さがあります。

詳しいルールは、公式サイトに掲載されています。ここでは、お題の名前と、開催地の高松(うどんの本場)が、さりげなくつながっているのが、大会らしくていいなと思った、というところにとどめておきます。


高専生と接点を持つ企業は、勧誘の前に「観客」になってほしい

企業と大会の関わり方3つ

高専の学生と、企業が出会う場は、説明会、インターンシップ、先生を通した求人と、いくつもあります。
ただ、大会という場は、少し性質が違うと思っています。ここは、学生にとって「発表の場」であり、「勝負の場」です。企業が勧誘のために入っていくと、場の空気を少し変えてしまうかもしれません。

だから僕は、企業はまず「観客」でいるのがいいのではないか、と考えています。大会の公式情報を読む。講評を読む。学生が何を作ろうとしているのかを、知る。

そうすると、採用の場面でも、会話が変わります。「どんな分野に興味がありますか」と聞くより、「あの大会のテーマ、面白いですよね」と話せるほうが、ずっと自然です。

観客としての関わり方は、シンプルです。ひとつめは、大会の公式情報を読んで、何が行われているのかを知ること。ふたつめは、結果や講評が公開されたら、読むこと。みっつめは、後輩たちの言葉に、耳を傾けること。この3つだけでも、学生との会話の質は変わると感じています。


まとめ

第37回の高専プロコンの本選は、10月10日と11日、高松で開かれます。課題部門のテーマは「ICTを活用した作業効率の向上」、競技部門のお題は「ヘキサうどん」です。

高専卒の8人がいる会社として、後輩たちの大会は、採用の入口として見る前に、まず、一人の元高専生として応援したい場だと思っています。

結果が出たら、改めて読んで、感じたことを書くかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


沼田海斗
株式会社K.Platinum代表。高専卒のメンバーが多く活躍する会社を率い、エンジニアが力を発揮できる環境づくりに取り組んでいる。


K.Platinumでは一緒に働くエンジニアを募集しています。「実力で正当に評価される環境」に興味がある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

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