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2026年5月30日

高専卒メンバー座談会 — 17人中8人が高専出身の会社ってどんな感じ?

大きなデジタルスクリーンと街並みが見える近代的なハイテク会議室で、ビジネスウェアに身を包んだ12人が会議テーブルを囲んでいる。.

「うちの会社、17人中8人が高専出身なんだよね」

友人にそう話したら、「え、それって採用基準おかしくない?」と言われた。

確かに、社員のほぼ半数が同じ学歴背景という会社は珍しい。しかも狙って集めたわけではなく、結果的にそうなった。今回はK.Platinum社内の高専出身メンバー3人に集まってもらい、「高専卒という選択がIT業界で実際どう効いてくるのか」をリアルに聞いてみた。


高専卒って、IT業界でどう見られてる?

高専は、業界によってまだ「え、大学じゃないの?」という反応をもらうことがある。

それでも就活では「高専卒」という肩書きは、大手企業でむしろ歓迎されるケースが多い。手を動かすことへの慣れ、実習ベースの教育で培われた問題解決能力——そういったスキルセットは、製造業やインフラ系には刺さりやすい。

一方、「コンサル」や「IT戦略系」となると話が違ってくる。学歴フィルターという言葉は廃れつつあるとはいえ、名門大卒が多いコンサルファームでは、高専卒が少数派になるのが現実だ。

そんな状況で、なぜK.Platinumには高専卒が17人中8人もいるのか。

代表の僕は、よくこう答える。「意図的に採ってるというより、結果として集まってくる。高専出身の人って、技術へのこだわりと"手を動かしてなんぼ"っていう感覚が似てる。それがうちのカルチャーと合うんだと思う」

それを裏付けるために、実際に働いているメンバーに話を聞いてみた。


入社1年で前職2年分? メンバー3人の実体験

高専卒エンジニアのキャリアルート比較

Aさん(28歳)| 九州の高専 → 大手メーカー2年 → K.Platinum

「前職はメーカーのシステム部門で、社内インフラを担当してた。安定してたけど、変化が少なかったんですよ。K.Platinumに来てからは、最初の3ヶ月で製造業のDXプロジェクト2本と、AWSでの基盤構築を経験した。前職の2年分くらいの濃さがあった。製造業の現場感覚が活きる場面も多くて、高専でやってた実習の経験が思わぬところで役に立ってる」

Bさん(25歳)| 関東の高専 → K.Platinum新卒入社

「新卒でスタートアップに入るって、正直不安だった。でも高専の同期に比べてインプットの速度が全然違うんです。大手に就職した友人と話してると、僕が1年で経験したことを向こうはまだやれてないって言うことが多い。今はクラウドアーキテクチャの設計をメインにやっていて、案件の選択肢も自分で持てる感覚があります」

Cさん(30歳)| 関西の高専 → SES会社4年 → K.Platinum

「SES時代は客先常駐で、同じ現場に2〜3年ずっといるパターンが多かった。スキルがつかないわけじゃないけど、"自分の市場価値が上がっているのか"が見えにくかった。K.Platinumに来てからはプロジェクトマネジメントも任されるようになって、エンジニアとして+αの動き方を学べてる」


なぜK.Platinumを選んだのか

3人に共通していたのは「仕事の濃さ」を求めていたという点だ。

Aさんは「大手の安心感より、成長できる環境を選んだ」と話す。大手メーカー在籍時、年次が上がっても同じ作業をやり続けている先輩たちを見て、「このままでいいのか」という感覚が積み重なったという。転職先を探す中でK.Platinumを知り、僕と話してみたら「明らかに普通の会社じゃない」と確信して入社を決めたそうだ。

Bさんは「社長が高専出身というのが大きかった」と言う。「就活で話を聞きに行ったとき、沼田さんが高専の話を楽しそうにしてくれて。高専卒を"強み"として見てくれる場所で働きたいと思った」

Cさんは「SES脱出」を目的に転職活動をしていたが、K.Platinumを知って「ここは自分のキャリアを自分でデザインできる会社だと感じた」という。「案件選択制があって、自分が伸ばしたいスキルに合わせて選べるのが決め手でした」

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「高専出身」はここで武器になっているのか

メンバーの声

「高専って、"作って動かして直す"を5年間繰り返してきてるじゃないですか」とBさんは言う。「その感覚ってコンサルにめちゃくちゃ活きる。提案するだけじゃなくて、実際に手を動かして作れるって言えると、お客さんの信頼度が全然違う」

Aさんも同じ感覚を持っている。「製造業のお客さんと話すとき、現場の言葉で話せるのが強み。高専の実習で工場見学とかやってると、ものづくりの感覚が体に染み付いてる。その感覚がIT提案にリアリティを出してくれる」

一方で、Cさんからは正直な話も出た。「最初はコンサルっぽいコミュニケーション——ロジカルな報告や提案の仕方——が苦手だった。高専はどちらかというと手を動かす教育なので、言語化や論理構造化は入社後に鍛えた。でも逆に言うと、技術的なベースがあった上でそれを鍛えるから、バランスがいいと思う」

K.Platinumには高専出身者が多いからこそ、そうした経験値の共有が自然に起きる。「あそこでつまずいたよね」という会話が弾む。同じバックグラウンドを持つ仲間がいる安心感は、思った以上に大きい。


これからどこへ向かいたいか

「独立も視野に入れてる」と話すAさん。K.Platinumには"卒業制度"的な考え方があり、独立をネガティブに見ない文化がある。「いつか独立するにしても、コンサルとして通用する力を今ここで磨いてる。K.Platinumがそのための場所になってる」

Bさんはより上流の仕事を目指している。「要件定義からアーキテクチャ設計まで一気通貫でできるエンジニアになりたい。技術力だけじゃなくて、ビジネスとつなげる思考を身につけたい」

Cさんはマネジメント方向に進みたいという。「PMとして複数プロジェクトを回せるようになって、最終的にはメンバーが成長できる環境を作る側に回りたい。高専後輩の採用に関わることにも興味がある」


まとめ — 高専卒という"型破り"な選択肢

高専卒だからといって、大手に行くことが"正解"ではない。

手を動かすことへの慣れ、ものづくりへの熱量、現場視点の強さ——これらはITコンサルという舞台でも確実に武器になる。K.Platinumに集まった8人の高専出身メンバーは、その証明だと思う。

17人中8人というのは、偶然の産物ではない。「技術が好きで、手を動かしたくて、でも世界を広げたい」という人間が引き寄せられた結果だ。

もし高専在学中の君が、この記事を読んでいるとしたら。大企業の安定と、スタートアップの成長速度、どちらを選ぶかは君次第だ。でも後者にも、想像以上のキャリアが待っていることは知っておいてほしい。


筆者プロフィール

沼田海斗 / 株式会社K.Platinum 代表取締役

沖縄高専出身。新卒でトヨタ自動車入社後、スタートアップITコンサルを経て、24歳でK.Platinumを創業。現在27歳・3期目。17名のチームで製造業DX・SIからAI開発まで幅広く手がける。高専出身者が活躍できる環境づくりを会社のテーマの一つとしている。


K.Platinumでは一緒に働くエンジニアを募集しています。「実力で正当に評価される環境」に興味がある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。


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