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2026年8月18日

未来のエンジニアと、いま出会っておく ── 設立2年で売上3倍のK.Platinumが高専プロコン協賛や"外に開く学び"を続ける理由

列に並んでいる人々のイラスト。その中には審査員団とやり取りしている人もおり、意思決定や進捗を示す矢印や成長のシンボルが描かれている。.

株式会社K.Platinum 清水洋太


「その時間、目の前の案件に使ったほうが売上になりますよね?」——もし弊社の活動を効率だけで切り取ったら、そんな声が聞こえてきそうな取り組みがいくつかあります。学生向けのコンテストに協賛したり、社外の人も参加できる勉強会を開いたり。すぐにはお金にならないことに、弊社はけっこう本気で時間を使っています。設立2年で急成長のさなかにある少人数の会社が、なぜ「会社の外のエンジニア」にまで手を伸ばすのか。この記事では、その理由と、根っこにある弊社の価値観をお話しします。読み終えるころには、弊社がどんな目線で「働く場所」を考えているのかが伝われば嬉しいです。

「エンジニアを幸せにする」は、社内だけの約束じゃない

弊社が一番大切にしている想い(パーパス)は、とてもシンプルです。「エンジニアを幸せにする」。そしてその先に、「エンジニアの能力を可視化する仕組みをつくる」「稼げるエンジニアを増やす」というミッション・ビジョンを掲げています。

ここで、社内でよく確認し合うことがあります。この「エンジニア」は、弊社の社員だけを指しているわけではない、ということです。

エンジニアという仕事そのものの価値が世の中で正しく評価されて、実力がまっすぐ報われる。そういう社会になってほしい——弊社が本当に目指しているのはそこです。だとすれば、大切にすべき相手は自社のメンバーだけではありません。これから技術の世界に入っていく学生も、他社で頑張っている同業の仲間も、みんな同じ「エンジニア」です。

もちろん、弊社にできることはささやかです。それでも、自分たちが受け取ってきた学びや機会を、次の誰かに少しずつ渡していく。その積み重ねが、めぐりめぐって業界全体の底上げにつながり、いつか自分たちにも返ってくると信じています。だから弊社は、忙しい合間を縫ってでも、会社の外に向けて手を動かすことにしています。

学生の本気に、いちばん近くで立ち会う——高専プロコン協賛

その一つが、高専プロコン(全国高等専門学校プログラミングコンテスト)への協賛です。

正直に言えば、コンテストに挑むのは学生で、弊社の直接のお客様になる人たちではありません。それでも協賛を続けているのは、「若い技術者が本気で手を動かす場所」に、できるだけ近くで立ち会いたいからです。

限られた時間の中で、仲間と役割を分担し、アイデアを動くものに変えてぶつけてくる。その姿は、弊社が日々の開発現場で大事にしていることと、驚くほど地続きです。年齢もキャリアも関係なく、「作ったものがすべて」というフラットさ。うまくいかない部分を持ち寄って直していく粘り強さ。プレゼンで自分たちの意図を伝えきる力。どれも、実務でそのまま効いてくる力ばかりです。審査の結果が出る瞬間、悔しさに唇を噛む学生もいれば、仲間と肩を叩き合って喜ぶ学生もいます。その真剣さに触れるたびに、弊社のメンバーのほうが「自分たちも、もっと面白いものをつくろう」と背筋が伸びるのです。

そこにいる学生たちが、この先どの会社に進むとしても、彼らが活躍することは、めぐりめぐって「エンジニアが正当に評価される社会」に一歩近づくことだと弊社は考えています。だから、目の前の採用につながるかどうかだけでは測らずに、応援したい。弊社が高専採用にも力を入れているのは、その延長線上にあります。学歴や肩書きよりも、手を動かして考え抜ける人と一緒に働きたい。そんな想いが、学生との接点づくりの根っこにあります。

図版

学びの場を、社内から社外へ少しずつ開く

弊社は社内で、オンライン勉強会やLT会(ライトニングトーク=短い持ち時間の発表会)を定期的に開いています。「最近これを学びました」を気軽に持ち寄って、みんなで面白がる。先週は業務で書いた小さな自動化スクリプトの話、今週は個人で触ってみた新しいAIツールの話——テーマは驚くほど自由です。フルリモートでも技術の熱量が冷めないように、という工夫でもあります。

面白いのは、こうした場を少しずつ社外にも開いていくと、自分たちの学びのほうが深まっていくことです。「人に教えることは、いちばん深く学ぶことでもある」とよく言われます。人に説明しようとすると、なんとなく分かったつもりだった部分が、くっきり見えてくる。外から来た人の素朴な問いに、当たり前だと思い込んでいた前提を問い直させられる。「教える」「共有する」ことは、実は自分の技術の解像度を上げる行為でもあるのです。

インターンの受け入れも、同じ発想から続けています。まだ実務経験のない人と一緒に手を動かすと、弊社のメンバー自身が「なぜこうするのか」を言葉にする機会が増えます。普段は感覚でやっていた判断を、一度立ち止まって説明してみる。そのやり取りの中で、教える側も新しい視点をもらいます。「わかりやすく伝える」ために悩んだ経験は、そのままお客様への提案や、チーム内のレビューにも生きてきます。

外に開くことは、めぐりめぐって自分たちの成長に返ってくる。だから弊社にとって、社外との関わりは"余計な活動"ではなく、日々の仕事とひとつながりのものなのです。もし弊社に加わったら、あなたもこうした場に「聞く側」としても「話す側」としても参加できます。学びを持ち寄れる仲間を、いま増やしているところです。

急成長のさなかでも、あえて外に時間を使う

弊社は設立からおよそ2年で、売上を約3倍に伸ばしてきました。この間に経験した開発プロジェクトは20を超えます。正直なところ、目の前の仕事だけでも手はいっぱいです。だからこそ、外に使う一時間の重みは、弊社にとって決して軽くありません。

それでも外に時間を使うのは、「短期の効率」よりも「エンジニアという仕事への敬意」を選んでいるからだと思っています。平均年齢は27.5歳。若いメンバーが多いからこそ、自分たちが誰かに支えてもらってここまで来たことを覚えていて、その分を次に渡していきたい、という気持ちが自然と強いのかもしれません。

この価値観は、働き方にもそのまま表れています。原則フルリモート、コアタイムのないフルフレックス、副業もOK。社員を「会社の駒」としてではなく、一人のエンジニアとして尊重する。だからこそ、会社の外で学ぶことも、誰かに教えることも、歓迎される。外へ開く姿勢と、社内での働きやすさは、同じ根っこから来ています。

目先の成果と、その先のエンジニアの未来を、一緒に

目先の成果は、もちろん大切です。弊社もビジネスとして、一つひとつの案件に本気で向き合っています。でも、それだけを追いかける会社と、エンジニアという職業そのものを大切にしようとする会社とでは、働く毎日の手ざわりが少しずつ変わってくるはずです。

弊社が学生のコンテストに協賛し、学びの場を外へ開き、次の世代と早くから出会おうとするのは、そこで働くあなた自身が「一人のエンジニアとして尊重される」ことと、地続きだからです。実力がまっすぐ評価される環境で、目の前の案件も、その先のエンジニアの未来も、一緒に面白がってくれる仲間を探しています。目先の数字を追う日も、誰かの成長に立ち会う日も、どちらも同じくらい誇れる。そんな働き方を、一緒につくっていけたらと思っています。少しでも心が動いたら、ぜひ一度のぞいてみてください。


清水洋太(しみず・ようた)
株式会社K.Platinum所属。エンジニアが力を発揮できる環境づくりを大切にしている。


K.Platinumでは一緒に働くエンジニアを募集しています。「実力で正当に評価される環境」に興味がある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

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