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2026年7月13日

AIを“相棒”にしたエンジニアは、もっと遠くまで行ける──K.Platinumの開発現場から

ある人物が、デジタル環境におけるビジネスの成長、生産性、およびプロセスの最適化を象徴する大きな歯車や矢印の横でひざまずいている。.

株式会社K.Platinum 清水洋太


「AIがコードを書いてくれるなら、エンジニアはもう要らないのでは?」——最近、そんな声を耳にすることが増えました。けれど、弊社の開発現場に一日いてもらえれば、答えはまったく逆だと感じてもらえるはずです。AIを“相棒”にしたエンジニアは、これまでより速く、そして遠くまで進めるようになりました。この記事では、K.Platinumのエンジニアが生成AIをどう日々の開発に組み込み、その先でどんな仕事に時間を使っているのかを、現場の目線でご紹介します。読み終える頃には、「AI時代のエンジニア」が思っていたよりずっと面白い仕事だと感じてもらえたら嬉しいです。

AIが“当たり前”になった開発現場

弊社では、生成AIを開発プロセスの真ん中に置いています。象徴的なのが、三段階のワークフローです。

まず、設計や仕様の整理には対話型AIを使い、ドキュメント(Markdown)の下書きを一気に起こします。頭の中にあるぼんやりした要件を、AIと壁打ちしながら箇条書きへ落とし込んでいく。「この画面に必要な項目は?」「例外ケースは何がある?」と問いを重ねるうちに、「何を作るか」の解像度が一気に上がります。

次に、実装フェーズではコード生成AIが大きな戦力になります。定型的な処理やお決まりの記述は任せてしまい、エンジニアは全体の構造とつなぎ込みに集中する。そして最後に、書き上がったコードはAIによるレビューを一度通し、指摘を踏まえてから人の目で仕上げます。

この「下書き→生成→レビュー」の三段構えによって、体感の開発スピードは以前とは比べものになりません。私たちの現場では、従来比で数倍——定型作業に絞れば、以前は丸一日かけていた下ごしらえが午前中で形になることも珍しくありません。大事なのは、速くなった分だけ仕事が雑になるのではなく、むしろ品質を高める余力が生まれていること。空いた時間を、テストを厚くしたり、より良い設計を考えたり、ドキュメントを整えたりに回せるようになりました。

朝会でも、その日詰まっている箇所をまずAIに相談してから作業に入るメンバーが増えました。ひとりで悩み続ける時間が減り、チーム全体のリズムそのものが軽やかになっています。

AIに任せた先に残る、“人にしかできない仕事”

では、AIが下書きやコードを引き受けてくれるようになって、エンジニアの仕事はラクになって終わり——かというと、そうではありません。手が空いた分だけ、より本質的な仕事に時間を使えるようになった、というのが実感に近い表現です。

私たちが大切にしているのは、「何を作るか」をお客様と一緒に考えるところから関わる姿勢です。ビジネス課題をヒアリングし、業務の流れを整理し、どこをシステム化すれば一番効くのかを見極める。そこから設計し、開発し、リリースして、運用まで見届ける。いわゆる“一気通貫”の関わり方です。世の中には、戦略だけを描くコンサルや、言われたものを作るだけの開発会社も多いですが、弊社は「業務整理→業務改善→システム化」までを一続きで担います。

こうした上流の仕事は、まさに人にしかできない領域です。相手の言葉にならない不安をくみ取ったり、複数の選択肢のトレードオフを判断したり、立場の違うメンバーの間で合意を形づくったり。AIはこうした場面でも力強い補助輪になってくれますが、最後にハンドルを握るのは人間です。

たとえば、要件がまだ固まりきっていない状態からご相談をいただくことも少なくありません。そんなとき、AIで素早くたたき台を作っては壊し、お客様と一緒に「本当に必要なもの」を探っていく。この試行錯誤を高速で回せることこそ、AIを味方につけた弊社ならではの強みです。

AIによって単純作業の比重が下がったからこそ、私たちのエンジニアは「考える仕事」により多くの時間を注げるようになりました。コードを書く技術者であると同時に、顧客の課題に向き合うパートナーでもある——その両方を一人が担えることが、弊社で働く面白さの核心だと考えています。

図版

未経験でも伸びる。AIは“いつでも聞ける先輩”

「AIを使いこなす前提の現場なんて、経験者じゃないと無理では」と感じた方こそ、ここを読んでほしいと思います。実は生成AIの普及は、未経験からエンジニアを目指す人にとって、大きな追い風になっています。

かつては、わからないことがあっても「こんな初歩的な質問で先輩の時間を奪ってしまうかな」と遠慮してしまう場面が少なくありませんでした。いまは、まずAIに聞ける。エラーメッセージの意味も、自分が書いたコードの改善点も、24時間いつでも壁打ちできる“先輩”がそばにいる状態です。質問することへのハードルが、ぐっと下がりました。

もちろん、AIの答えが常に正しいわけではありません。だからこそ弊社では、出力を鵜呑みにせず「なぜそうなるのか」を自分で確かめる姿勢を大切にしています。AIを入り口に調べ、実際に手を動かして試し、腑に落ちなければ人の先輩に確認する。この積み重ねが、遠回りに見えて一番の近道です。むしろAIがあることで、試して確かめるサイクルを何倍も速く回せるようになりました。

現役エンジニアが近い距離でサポートする体制も整っていますし、資格取得の支援など、学びを後押しする仕組みもあります。AIという心強い相棒と、人の先輩。その両輪があるから、未経験からでも着実に力をつけていける。実際に、そうやって伸びていく仲間を、私たちは何人も見てきました。

「AIを相棒に、未経験からでも挑戦してみたい」——そう感じた方へ。K.Platinumでは一緒に働くエンジニアを募集しています。募集要項と働き方を見る

「使える人」を増やす、学び合いの文化

AIツールは、ただ配れば成果が出るというものではありません。うまく使いこなすには、コツや失敗談の共有が欠かせない。だから弊社では、学び合いの文化を何より大切にしています。

オンラインの勉強会やLT(ライトニングトーク)会を定期的に開き、「このプロンプトが効いた」「この使い方でハマった」といった生々しい知見を持ち寄ります。誰かが見つけた便利な使い方が、翌週にはチーム全体の“当たり前”になっている——そんなスピード感があります。

一人で抱え込まず、見つけた学びはチームに還元する。年次や立場に関係なく、20代のメンバーも中心となってフラットに知識を交換し合う。こうした空気こそが、変化の速いこの時代に置いていかれないための、弊社の一番の武器だと思っています。

そして、こうして磨いたAIの使い方は、そのままお客様への提供価値にもつながっていきます。まず自分たちの生産性を上げた実体験があるからこそ、お客様へのAI活用の提案にも、地に足のついた説得力が生まれるのです。

さいごに

AIは、エンジニアの仕事を奪うものではありません。むしろ単純作業から人を解放し、「考える」「向き合う」というエンジニア本来の面白さを取り戻してくれる相棒です。私たちは、その相棒を使いこなしながら顧客の課題に上流から関わり、実力で正当に評価される——そんな働き方を実現しようとしています。

新しい技術を楽しみながら、人にしかできない仕事に挑みたい。そんな方には、きっと面白い環境だと思います。少しでも興味を持ってくださったなら、まずはカジュアルにお話しできればうれしいです。あなたが“相棒”とどこまで遠くへ行けるか、一緒に確かめてみませんか。


清水洋太(しみず・ようた)
株式会社K.Platinum所属。エンジニアが力を発揮できる環境づくりを大切にしている。


K.Platinumでは一緒に働くエンジニアを募集しています。「実力で正当に評価される環境」に興味がある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

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