株式会社K.Platinum 清水洋太
「エンジニアとして働く一日って、実際はどんな感じなんだろう」。転職を考えるとき、いちばん知りたいのに、求人票の箇条書きからはなかなか見えてこないのが、その会社での"時間の流れ方"ではないでしょうか。制度や働き方の説明は並んでいても、朝どんなふうに始まって、日中どんな仕事に向き合い、夕方どう終わるのか。その手触りまでは、外からは想像しづらいものです。
今日はK.Platinumで働く、あるエンジニアの一日を、始業から退勤まで一緒にのぞいてみます。読み終えたころ、「自分がここで働く一日」が少しだけ想像できるようになっていたら嬉しいです。
9:30、自宅のデスクで一日が始まる
入社2年目のエンジニア——ここでは仮にAさんと呼びます——の一日は、通勤電車ではなく、自宅のデスクで淹れたてのコーヒーとともに始まります。K.Platinumはフルフレックス・原則リモートワーク。決まったコアタイムはなく、その日のコンディションや家庭の予定に合わせて働き始められます。
通勤に片道1時間をかけていた前職と比べて、その1時間をまるごと自分の時間に戻せたことが、暮らしをずいぶん軽くしてくれた——Aさんはそう話します。窓を開けて空気を入れ替え、好きな音楽を小さくかけながら、自分のペースで一日の助走をつけていく。満員電車で消耗しないぶん、頭のいちばん冴えている朝の時間を、仕事そのものに使えるようになりました。
まずはチームのチャットに「おはようございます」の一言。前日にAIが下書きしてくれたコードのレビュー結果に目を通し、今日やるべきことを頭の中で並べ替えていきます。K.Platinumでは、生成AIで仕様のたたき台をつくり、実装を進め、レビューまで手伝ってもらう——という進め方が当たり前になっています。
だからこそ、朝いちばんの時間は「コードを大量に書く」ためではなく、「今日どこに頭を使うか」を決めるために使います。単純な作業はAIに任せ、人にしかできない判断に集中する。その日の設計図を頭の中に描くところから、Aさんの一日は静かに動き出します。
11:00、顧客の「困りごと」を聞きにいく
午前の後半は、オンラインでの顧客ミーティングです。ここがK.Platinumらしさの詰まった時間かもしれません。私たちの主力はITコンサルティング——それも、言われたものをつくるだけの受託ではなく、顧客のビジネス課題に提案から入り、課題の整理・改善からシステム開発・リリースまでを一気通貫で支える仕事です。
この日Aさんが向き合っていたのは、ある製造業のお客様。「この業務、なぜか毎月末に残業が集中してしまう」という、まだ解決策の見えない"もやもや"がテーマでした。エンジニアだからといって、いきなり画面や機能の話にはいきません。まずは業務の流れを一つずつ書き出し、どこで手戻りが生まれているのかを、お客様と一緒にほどいていきます。
話を聞いていくと、原因はシステムそのものよりも、部署をまたいだ情報の受け渡しにあることが見えてきました。「ここは仕組みで解決できそうですね」「この部分は、まず運用のルールを整えるほうが早いかもしれません」——つくるべきものと、つくらなくてよいものを一緒に切り分けていく。お客様が思わず「それ、ずっとモヤモヤしていたんです」とこぼした瞬間が、この日いちばんの手応えでした。課題が言葉になった瞬間、解決への道すじは半分見えたようなものです。
「システムをつくる前に、そもそも何が課題なのか」をお客様と並んで考える。この上流から関われるのが、一気通貫で仕事をする面白さです。技術力はもちろん、相手の言葉にならない困りごとを引き出す力が育つ——それは、ここで働くエンジニアが自然と身につけていくものです。

14:00、AIと並んで、手を動かす
昼休みをはさんで、午後は実際の開発に向き合います。午前に整理した課題をもとに、どんな仕組みで解決するかを設計し、コードに落とし込んでいく時間です。
ここでも生成AIは頼れる相棒です。定型的な実装やテストコードの下書きはAIに任せ、Aさんは「この設計で本当に業務が楽になるか」「将来の変更に耐えられるか」といった、人が責任を持って決めるべきところにエネルギーを注ぎます。以前より何倍もの速さで形にできるからこそ、浮いた時間を"じっくり考えること"に回せるのです。
たとえばこの日は、目の前の実装を一度手を止めて、「半年後にこの機能を引き継ぐ人が読んで、すぐ理解できるだろうか」を考え直していました。速さと丁寧さは、どちらかを選ぶものではありません。AIで速くしたぶんを、未来のための丁寧さに使う——それがAさんなりの、この仕事との向き合い方です。
印象的なのは、2年目のAさんが設計そのものを任されていること。K.Platinumには「まだ早い」で機会を止めない文化があります。年次や肩書きではなく、やってみたいという意思と、それに応えようとする姿勢があれば、若手にも大きな裁量が渡されます。もちろん一人で抱え込ませはしません。詰まったときはチャットで先輩に相談すれば、リモートでもすぐに画面を共有しながら助け合えます。
若手のうちから裁量を持って設計に挑みたい——そんな方は、ここで一度K.Platinumのエンジニア募集要項にも目を通してみてください。この続きを読むころには、その中身がもっと具体的に感じられるはずです。
16:30、学びを持ち寄り、明日へ申し送る
夕方には、社内のオンライン勉強会やLT会が開かれる日もあります。誰かが最近ハマった技術や、案件で得た小さな気づきを短く共有する、ゆるやかな学びの時間です。20代のメンバーが多く、「知らないことは、知っている人から遠慮なく学ぶ」という空気が根づいています。
この日のLT会では、Aさん自身が午前の顧客ミーティングで学んだ「課題の聞き出し方」を、5分だけ話しました。技術の話に限らず、こうした仕事の進め方の工夫まで持ち寄れるのが、この会の良いところです。聞いていた先輩から「次はこう聞いてみるといいよ」と一言もらえて、明日の自分がまた少し変わりそうな予感がしました。学びが特別なイベントではなく、一日のなかに自然に溶け込んでいるのです。
会が終わったら、今日の進捗と明日やることをチャットに書き残して申し送り。リモートだからこそ、次に誰が見ても迷わないように"言葉で残す"ことを大切にしています。そして18:30、「お疲れさまでした」の一言で一日を締めくくります。残業はほとんどなく、そのあとの時間は勉強にあてるのも、家族と過ごすのも、副業に挑戦するのも自由。働き方を自分の手でデザインできるのが、K.Platinumの日常です。
特別ではない一日に、いちばん大切なものが宿る
ここまで追いかけてきたのは、決して特別なイベントの日ではありません。けれど、こうした"普通の一日"の積み重ねの中にこそ、会社が本当に大事にしているものは表れます。上流から課題に関われること、AIを味方につけて考える仕事に集中できること、若手にも裁量が渡されること、そして努力と成果が正当に評価されること。
K.Platinumでは、一緒に働くエンジニアを募集しています。「自分の一日を、こんなふうに過ごしてみたい」と少しでも感じていただけたなら、ぜひ一度採用ページをのぞいてみてください。あなたの"ある一日"が、ここから始まるかもしれません。
清水洋太(しみず・ようた)
株式会社K.Platinum所属。エンジニアが力を発揮できる環境づくりを大切にしている。
K.Platinumでは一緒に働くエンジニアを募集しています。「実力で正当に評価される環境」に興味がある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

