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2026年8月24日

"最近ハマった技術"を語れる場所がある ── フルリモートのK.Platinumが勉強会・LT会を続ける理由

歯車や電球のアイコンが描かれた青いプラットフォーム上で、ノートパソコンで作業している4人が点線でつながっており、これはバーチャルなコラボレーションやリモートでのチームワークを表しています。.

株式会社K.Platinum 清水洋太


フルリモートで働く、と聞いて少しだけ不安になる方がいるかもしれません。「一人で黙々と作業を続けて、いつのまにか成長が止まってしまわないだろうか」「困ったとき、気軽に聞ける相手はいるのだろうか」と。その気持ちは、とてもよく分かります。

K.Platinumはエンジニアのほとんどがリモートで働く会社です。それでも、社内でいちばんにぎやかな時間があります。定期的に開いているオンライン勉強会と、LT会(ライトニングトーク)です。今日はこの「学び合う文化」がどんなふうに根づき、私たちを支えているのかをお話しします。

リモートだからこそ、"わざわざ集まって学ぶ"時間をつくる

フルリモートには、正直に言うと落とし穴があります。オフィスなら自然に生まれていた雑談や、隣の席の先輩への「これ、どうやるんですか?」というひと言が、意識しないと消えてしまうのです。偶然の会話が減ると、学びは個人の中だけで完結してしまいます。

だからK.Platinumでは、学ぶ場を"意図的に"設計しています。その代表が、定期的に開くオンライン勉強会とLT会です。LT会は、一人5分から10分ほどで「最近ハマった技術」「業務で見つけた小さな効率化」「読んで面白かった本」などを、気軽に発表する場。立派なプレゼンをする場ではありません。自分が知っていることを、ちょっとだけ分け合う場です。テーマに正解はなく、業務で使った技術の話もあれば、休日に触ってみた新しいツールの話もあります。ときには技術から少し離れて、チーム開発の進め方や、集中力を保つための小さな工夫が話題になることもあります。

オンライン開催なので、発表資料も議事も録画も残ります。フルフレックスで働く私たちにとって、これは大きな意味を持ちます。その日たまたま予定が合わなくても、あとから自分のタイミングで追いかけられる。同期的に集まる熱量と、非同期でも学びが流れていく仕組みの、両方を大事にしています。

面白いのは、そこに役職や経験年数の壁がほとんどないことです。平均年齢は27.5歳と若く、20代のメンバーが登壇して、先輩がふむふむとメモを取っている——そんな光景がごく普通に生まれます。「詳しい人が教える」のではなく、「知っている人が、その時々で分け合う」。この対等さが、発表のハードルをぐっと下げています。

"それ、どうやったんですか?"から広がる学び

勉強会の本当の主役は、実は発表そのものよりも、そのあとに飛び交う質問かもしれません。

たとえば、あるエンジニアがコンサル案件で使ったAIの活用法をLTで共有したとします。すると翌週、それを聞いていた別のメンバーが自分の担当案件で試してみる。さらに一工夫を加えて、次のLTで「こう改善したら、もっと速くなりました」と発表する。一つの小さな発表が、次の発表を呼び、学びが連鎖していきます。教える人と教わる人がくるくると入れ替わっていくのが、この場のいちばんの魅力です。今日は聞く一方だった人が、来月には誰かの「なるほど」を引き出している。そんな役割の循環が、自然と起きていきます。

共有されるのは、成功だけではありません。「この設定で半日ハマった」「原因はここでした」という"つまずきの共有"も、同じくらい歓迎されます。誰か一人が踏んだ地雷を全員で覚えておけば、同じ罠にもう誰もはまらずに済むからです。失敗を隠さず持ち寄れること自体が、この場の空気のよさを物語っています。

チャット欄には「それ、どうやったんですか?」「うちの案件でも使えそう」といった反応が次々と流れます。ときには発表よりも質疑や雑談のほうが盛り上がることもあります。そしてこの場では、「わからない」と口に出すことが歓迎されます。誰かのちょっとした初歩的な質問が、実はその場の全員が抱えていた疑問だった、ということも少なくありません。一人の発表が、一人の学びで終わらない。チーム全体の共有財産になっていくのです。

図版

未経験でも、"聞く側"から始められる

「でも、発表するようなネタなんて自分にはない」——そう感じた方も、心配はいりません。入社したばかりの頃は、まず"聞く側""質問する側"から始めればいいのです。

K.PlatinumはOJTを中心に、丁寧にサポートしていく文化があります。勉強会やLT会は、教科書には載っていない"現場の生きた知恵"を吸収できる場でもあります。先輩がどんなふうに問題を切り分けているのか、どんなツールをどんな場面で使っているのか。実務のリアルな判断が、惜しみなく共有されます。

正直に言えば、私自身もこれまで、誰かのLTで教わったことは数えきれません。ある月は他のメンバーが紹介してくれた小さな開発ツールに助けられ、別の月はまったく畑違いの話に思わぬヒントをもらいました。立場に関係なく、その日いちばん詳しい人から学ぶ。それが当たり前になっていると、「知らないこと」は恥ずかしさではなく、次に埋められる伸びしろに変わっていきます。そう思えるようになると、学ぶこと自体が少しずつ楽しくなってきます。

異業種や未経験からの転職者にとって、これはキャッチアップの近道です。わからないことを一人で抱え込まず、その場で聞ける。しかも、聞かれた側も「良い質問だ」と受け止めてくれる。質問がしやすい空気は、放っておいて生まれるものではなく、一人ひとりが意識してつくっているものです。20代のメンバーがリーダーを務める場面も多く、「経験が浅いから発言しづらい」という遠慮が生まれにくいのも、K.Platinumらしさだと思います。そうやって半年もすると、かつて聞く側だった人が、今度は自分の学びを発表する側に回っていきます。

未経験から挑戦する方も、まずは聞く側としてこの輪に加わり、少しずつ育っていけます。そんな環境に興味があれば、K.Platinumのエンジニア募集要項ものぞいてみてください。

学び合う文化が、そのまま仕事の強さになる

この文化は、ただ居心地がいいだけではありません。K.Platinumの仕事そのものに、はっきりと効いています。

弊社のメインは、ITコンサルティングの一気通貫の支援です。お客様のビジネス課題を整理するところから入り、業務改善、システム化、その先のAI導入まで、通しで伴走します。この幅の広さを一つのチームで担うには、一人ひとりが多くの引き出しを持っていることが欠かせません。業務を整理する視点、設計する技術、運用を見据える経験——そのどれもが、日々の勉強会で少しずつ持ち寄られ、蓄えられていきます。

同じことは、プログラミングスクールや自社サービスの開発にも当てはまります。教える側に立てば自分の理解が深まり、新しいプロダクトに挑めば未知の技術に出会う。そこで得たものが、また勉強会に還っていく。個人の小さな学びがチームの総合力へと変わっていくこの循環こそが、少人数でも幅の広い仕事をやり切れる理由の一つなのです。そしてその強さは、最終的にお客様へ届ける価値の厚みとなって返っていきます。

最後に

フルリモートでも、学びは止まりません。むしろ、集まる場を意図してつくることで、一人では届かない速さで成長していけます。大切なのは、環境が用意されているかどうかよりも、その環境を一緒に楽しみ、育てていける仲間がいるかどうかなのだと思います。

"最近ハマった技術"を、誰かに話したくてうずうずする。人の発見を聞いて、「自分も試してみよう」とわくわくする。もしあなたがそんなタイプなら、この学び合う文化を、きっと心から楽しめるはずです。私たちは、そんな仲間との出会いを、心待ちにしています。


清水洋太(しみず・ようた)
株式会社K.Platinum所属。エンジニアが力を発揮できる環境づくりを大切にしている。


K.Platinumでは一緒に働くエンジニアを募集しています。「実力で正当に評価される環境」に興味がある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

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