株式会社K.Platinum 清水洋太
「面白い仕事は、都会にしかない」——エンジニアとして働いていると、どこかでそう思い込んでしまう瞬間があります。大きな案件、名の知れたクライアント、刺激的なチーム。そのほとんどが東京に集まっているように見えて、キャリアのために住む場所のほうを諦める。そんな選択を、当たり前のように受け入れてきた方も多いのではないでしょうか。
でも、本当にそうでしょうか。K.Platinumで働くメンバーは、全国それぞれの拠点から、外資系金融や製造業といった第一線の案件に関わっています。今日は「住む場所とキャリアを、もう天秤にかけなくていい」という私たちの働き方について、制度の裏にある考え方も含めてお話しします。そしてそれは、決して「がまんの多い妥協」ではありません。
「東京の会社だから、東京に住む」——その前提を、私たちは持っていません
K.Platinumは、原則リモートワークの会社です。これは「時代の流れで仕方なく」始めた制度でも、一部の人だけに許された特例でもありません。会社として最初から選んだ、標準の働き方です。
勤務はフルフレックス制で、コアタイムはありません。標準の勤務時間は9:30〜18:30(実働8時間)としていますが、始業・終業の時間は自分で決められます。子どもを送り出してから仕事を始める人もいれば、早朝に集中して午後を家族との時間にあてる人もいます。「何時にどこにいるか」ではなく「何を前に進めたか」で仕事を見る。その前提があるからこそ、リモートが無理なく成り立ちます。
私たちのクライアントは、外資系の大手金融をはじめ、製造業や流通業など、規模の大きな企業が中心です。こうした案件は東京に拠点を置く企業が多いのですが、だからといってエンジニア全員が東京にいる必要はありません。オンラインで要件を確認し、設計を共有し、レビューを重ねる。仕事の中身は、住んでいる場所とは関係なく進んでいきます。
実際、K.Platinumには地方に暮らしながら働くメンバーもいます。生まれ育った街を離れたくない人、家族の事情で引っ越しが難しい人、一度は都市に出たけれど地元に戻りたい人——理由はさまざまです。共通しているのは、「住む場所を変えなくても、挑戦の中身は変えなくていい」という一点。私たちにとってリモートは、一人ひとりの暮らしとキャリアを両立させるための、ごく自然な手段なのです。
だから採用のときも、私たちは「東京に引っ越せますか」とは聞きません。あなたが今いる場所で、実力を発揮してもらえればそれでいい。そう考えています。
距離があっても、仕事の"手前"から関われる
リモートワークというと、「送られてきた仕様書どおりにコードを書くだけ」というイメージを持たれることがあります。オフィスにいないぶん上流の意思決定からは外され、下流の作業だけを任される——そんな不安を持つ方もいるかもしれません。
K.Platinumの仕事は、そうではありません。私たちの本業はITコンサルティングで、お客様のビジネス課題に対して提案の段階から入り、業務整理・改善からシステム開発・リリースまでを一気通貫で支援します。一般的な業務コンサルは戦略の提案まで、システム会社は開発だけ、と役割が分かれがちですが、私たちは「業務整理→業務改善→システム化→AI活用」までを通して担います。
たとえば、ある製造業のお客様では、日々の工数の管理がExcelで属人化し、担当者しか状況が分からなくなっていました。そこで私たちは、いきなりシステムをつくるのではなく、まず業務そのものを整理するところから入りました。何が本当のボトルネックなのかを一緒に解きほぐし、そのうえで必要な仕組みを形にしていく。「言われたものをつくる」のではなく「解くべき課題を一緒に決める」ところから関わるのが、私たちの仕事の面白さです。
こうした「課題の手前」からの関わりは、オンラインでも十分にできます。むしろ、画面を共有しながら一緒に考える時間は、その場にいる・いないに関係なく、フラットに議論できる。距離があることは、仕事の面白い部分を削る理由にはならないのです。
もちろん、オンラインならではの工夫も欠かせません。認識のズレが起きやすいぶん、決まったことは文章で残して後から誰でも追えるようにする。会議の時間だけに頼らず、非同期のやりとりでも議論が前に進むようにする。この地道な積み重ねが、物理的な距離を感じさせないチームの土台になっています。

「働きやすさ」は、制度と道具の両方で支える
リモートワークが心地よく続くかどうかは、「自由にしていいよ」という言葉だけでは決まりません。制度と、道具と、その両方が揃って初めて、安心して働けます。
制度の面では、完全週休2日制で年間休日は123日。残業もほとんどありません。副業も応相談で可能なので、本業のかたわら自分の興味を広げることもできます。フルフレックスと組み合わせれば、自分の暮らしに合わせて働く時間を組み立てられます。「働きすぎて燃え尽きる」でも「時間を持て余す」でもない、ちょうどいいリズムを自分で選べることを大切にしています。
道具の面でも、在宅で気持ちよく働けるように、業務用のPCとモニターを支給しています。「自宅の環境が整っていないから集中できない」という状態を、できるだけなくしたいからです。健康診断は年に一度受けられますし、研修制度や資格取得の支援も用意しています。学び続けたい人が、費用や環境を理由に足踏みしなくてすむようにという考えです。
ちなみに、通勤手当も上限の範囲で支給の対象です。リモートが基本でも、「今日は気分を変えて外で作業したい」「たまには近くのメンバーと顔を合わせたい」——そんな選択もできるように、という意図です。リモートか出社か、どちらか一方に縛るのではなく、その日いちばん力を出せる場所を自分で選べる。それが私たちの目指す働きやすさです。
場所を選ばずに働ける環境を、のぞいてみませんか。
K.Platinumでは、住む場所を問わず第一線で挑戦したいエンジニアを募集しています。気になった方は、ぜひ募集中のポジションを見るへ。
一人で働いても、学びは一人にしない
リモートで気がかりなことの一つが、「わからないことを、気軽に聞けるだろうか」という点かもしれません。画面の向こうに相手がいると、ほんの小さな質問ほど、切り出すタイミングをためらってしまうものです。
K.Platinumでは、オンラインの勉強会やLT(ライトニングトーク)会を定期的に開いています。「最近これを学んだ」「この技術を試したら面白かった」——そんな小さな発見を、場所に関係なく持ち寄れる場です。20代のリーダーも多く、年次や肩書きにとらわれず、フラットに相談し合える空気があります。
普段のやりとりも同じです。チャットで投げた質問に誰かがすぐ反応し、少し込み入った話ならその場で短いオンライン通話に切り替える。「聞くのに大げさな準備はいらない」——その空気を保つことを、顔が見えないリモートだからこそ意識しています。
一人で集中する時間と、チームで学び合う時間。そのどちらもオンラインで確保できるように、私たちは仕組みとして整えています。住む場所が離れていても、成長のスピードを一人で抱え込まずにすむ——そう感じてもらえたら嬉しいです。
住む場所ではなく、向き合い方で
住んでいる場所を理由に、やりたい仕事を諦める。そんな選択を、これからのエンジニアがしなくてすむように。K.Platinumは、全国のどこにいても第一線の案件に関わり、実力で正当に評価される環境をつくってきました。
これは特別な人だけの働き方ではありません。今いる場所で力を尽くしたいと願うすべてのエンジニアに、開かれた選択肢だと考えています。地方に暮らしていても、家庭の事情で場所を動かせなくても、大丈夫です。大切なのは、どこにいるかではなく、課題にどう向き合うか。もしこの働き方に少しでも心が動いたなら、ぜひ一度、私たちとお話ししてみませんか。
清水洋太(しみず・ようた)
株式会社K.Platinum所属。エンジニアが力を発揮できる環境づくりを大切にしている。
K.Platinumでは一緒に働くエンジニアを募集しています。「実力で正当に評価される環境」に興味がある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

