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2026年8月17日

「まだ早い」で止めない ── 設立2年で3倍に伸びたK.Platinumが、20代に"任せる"を選ぶ理由

互いに連結した船の舵輪と上向きの矢印に囲まれて、制服姿の3人が立っている。これは、チームワーク、導き、そして成長を象徴している。.

株式会社K.Platinum 清水洋太


「その仕事を任せるには、まだ早いよ」——大きな組織にいた経験のある方なら、一度は言われた、あるいは自分の中で飲み込んだことがある言葉かもしれません。経験年数という物差しで、できることの範囲があらかじめ決められてしまう。K.Platinumには、その物差しがほとんどありません。ここで仕事を動かしているのは「早いかどうか」ではなく、「やりたいかどうか」「できるかどうか」です。この記事では、なぜ弊社が20代のエンジニアに大きな裁量を渡すのか、その背景にある組織の考え方と、実際の"任され方"を、できるだけ具体的にお伝えします。もし今あなたが、経験年数を理由に一歩を止められていると感じているなら、きっと読む価値があるはずです。

「役職の順番」ではなく「役割」で動く

弊社は、従業員十数名・平均年齢27.5歳という小さな組織です。設立からおよそ2年で売上は約3倍に伸び、いまも増え続けています。この急成長には、分かりやすい副作用があります。「やるべきことが、人の数より速いスピードで増えていく」のです。

大きな会社では、増えた仕事は組織の階層をのぼって上長のところで判断され、また現場に降りてきます。決裁の階段が長いほど、現場が実際に動き出すまでに時間がかかる。弊社が採っているのは、その階段をできるだけ短くする組織のかたちです。社内ではこれを、「役職の順番で動くのではなく、役割で動く」と表現しています。

役割で動く、とはこういうことです。ある課題に対して、いちばん近くにいて、いちばん手を挙げた人が、その課題のオーナーになる。年次やタイトルは、その判断にあまり関係しません。だから入社してまだ日が浅くても、「これは自分がやります」と言えば、その領域を任される機会がすぐにやってきます。もちろん責任もついてきますが、責任と裁量はいつもセットです。だからこそ、仕事が「誰かの指示をこなす作業」ではなく、「自分ごと」に変わります。指示を待っている時間が、いちばんもったいない——それが、弊社に共通している感覚です。

たとえば、あるお客様向けの改善提案の中で「この作業は自動化できるはずだ」と気づいたメンバーがいたとします。弊社では、その気づきを持った本人が、そのまま調べ、設計を描き、実装まで進めていくことが珍しくありません。気づいた人が、その課題をいちばん深く分かっている。だからこそ、気づきと実行を別の人に切り分けない。小さな会社だからできる、この距離の近さを大切にしています。

課題を聞く人と、つくる人が、同じでいい

弊社のメイン事業はITコンサルティングです。といっても、提案書を書いて去っていくような関わり方ではありません。お客様のビジネス課題を聞くところから入り、業務の整理と改善を考え、システムをつくり、リリースして、運用に乗せるまで——この一連を、できるだけ分断せずに担います。社内ではこれを「一気通貫」と呼んでいます。

この一気通貫というスタイルは、実は若手の裁量と深く結びついています。工程を細かく分業する現場では、エンジニアはどうしても「決められた仕様どおりに実装する人」に役割が閉じてしまいがちです。けれど弊社では、課題を聞いた本人が、そのまま設計を考え、手を動かします。「なぜこの機能が必要なのか」を自分の耳で聞いているから、実装で迷ったときにも立ち返る場所を持てる。言われたからつくるのではなく、意味を理解した上でつくる。この差は、技術力そのもの以上に、エンジニアとしての伸び方を大きく左右します。

「まだ経験が浅いのに、お客様と直接話すなんて」と身構える方もいるかもしれません。でも、上流から関わることでしか見えない景色があります。要件の裏にある本当の困りごと、きれいな正解が一つに決まらない現実、それでも前に進めるための判断のしかた。弊社が若手を早い段階からその景色の前に立たせるのは、そこがいちばん人の育つ場所だと考えているからです。

図版

「任せる」は「放り出す」ではない

裁量を渡すと聞くと、「要は放置でしょう」と受け取る方もいます。ここは、はっきり違うとお伝えしたいところです。弊社は、任せることと支えることを両立させるために、いくつかの仕組みを持っています。

ひとつは、日常的なレビューと相談の文化です。弊社はフルフレックス(コアタイムなし)で、働く場所も原則リモート。それでも一人で抱え込ませないために、オンラインの勉強会やLT会を定期的に開き、詰まったときには気軽に聞ける空気を保っています。入社直後はOJTを中心に、先に経験したメンバーが隣で伴走します。任せるのは「ひとりぼっちにする」ためではなく、「自分の判断で進める経験を、できるだけ早く積んでもらう」ためです。安心して手を伸ばせる土台があるからこそ、思い切って踏み出せる。

「分からないことを、分からないと言える」ことも、この土台の一部です。裁量が大きい環境ほど、見栄を張って一人で抱え込むと危ない。だから弊社では、早めに相談することを『頼りないこと』ではなく『賢いこと』とみなします。任された人が気持ちよく手を挙げ続けられるよう、聞きやすさの設計にはこだわっています。

もうひとつは、働き方そのものの自由度です。時間を自分で設計できるということは、裏を返せば成果に責任を持つということでもあります。何時から働くかを人に決められない代わりに、何を成し遂げたかで評価される。この関係は、指示待ちの姿勢では成り立ちません。だからこそ、自分で決めて動ける人にとっては、これ以上ないくらい動きやすい環境になります。自由と責任は、いつも同じコインの裏表です。


ここまで読んで「役割で動く」働き方が自分に合いそうだと感じた方へ。K.Platinumはいま、裁量を持って挑戦したいエンジニアを募集しています。募集中のポジションを見る


実力が、まっすぐ評価に返ってくる

弊社が何より大切にしているのは、エンジニアが正当に評価される状態をつくることです。年齢や在籍年数ではなく、実際に何ができて、何を成したか。そこを見て、任される役割が少しずつ広がっていきます。

ここでいう「役割が広がる」は、肩書きが増えることとは少し違います。関われる課題の種類が増える、任される意思決定の範囲が広がる、後から入ったメンバーに教える側にまわる——そうやって、できることの面積そのものが大きくなっていく感覚です。肩書きを追いかけるより、この面積を広げることのほうが、エンジニアとしてはずっと面白い。少なくとも私はそう思いますし、弊社には同じように感じている人が多いはずです。

小さくて速い会社の良さは、この「挑戦して、評価されて、また挑戦する」サイクルが短いことにあります。手を挙げてやってみる、結果が出る、次はもう少し大きな範囲を任される——このループが、大きな組織の何倍もの速さで回っていきます。「10年かけて一人前になる」のではなく、任される範囲を自分の実力で押し広げていける。弊社がビジョンに掲げている「エンジニアが正当に評価される社会」は、遠い理想ではなく、まず自分たちの組織の中で実現しようとしている、現在進行形の取り組みです。

まとめ ── 「次に任される人」になる場所

「まだ早い」で止められてきた人ほど、ここでの働き方はしっくりくるかもしれません。若いから、経験が浅いから、ではなく、やりたいから、できるから、で仕事が広がっていく。それは決してラクな道ではありませんが、自分の手で範囲を広げていける実感は、何にも代えがたいものです。弊社は、そういう伸びしろを持った仲間を本気で探しています。少しでも心が動いた方は、まずはカジュアルにお話しするところからで大丈夫です。あなたが「次に任される人」になる場所は、きっとここにあります。


清水洋太(しみず・ようた)
株式会社K.Platinum所属。エンジニアが力を発揮できる環境づくりを大切にしている。


K.Platinumでは一緒に働くエンジニアを募集しています。「実力で正当に評価される環境」に興味がある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

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